hegumomの日記

30代共働き主婦が妊娠・出産・育児のことを綴っています。

娘を妊娠するまで

32歳で息子を出産後、生理がほぼ無かった。

逆子だったので帝王切開し、7日間入院。入院中から悪露は生理6日目くらいの量で退院してから悪露はすぐ無くなったように思う。

産後1か月で母乳育児は諦め(寝れな過ぎて自分の精神状態が保たなかった…)、完全ミルクに切り替えたので、生理はすぐに再開してもよさそうだった。

が、、、ここからほぼ2年の間、治療を始めるまでにちゃんと生理がきたのは1回だけ。ほか3回ほど少量出血と茶色いオリモノがあっただけ(1日~3日でとまる)。

今考えれば、産後2回ほど生理が来なかったらすぐに婦人科へ行けばよかったと大後悔している。

当時の私は、産前から生理周期は不順だったし産後息子の世話にいっぱいいっぱいだったので、それほど生理がこないのを気にしておらず、むしろ生理が無いことで「楽~♪」とさえ思っていた。自分の身体を労わることに無頓着で、産後の骨盤矯正にも行かず。当然というか、毎日身体がしんどくて、でも産後はみんな同じようにしんどいものだと思っていた。

息子を産んで1年半後に引っ越し、ようやく婦人科へ通い始めた。仕事復帰したばかりということもありすぐに妊活はせず、まずは生理が再開することを目標に治療開始。

この時は注射で生理を促す方法だったように思う。1か月毎に様子をみて生理こなければ注射で生理を起こすという方法だったので、生理周期は1か月半くらいだった。

復職して半年後から妊活スタートし、この時から「クロミッド+タイミング」法へシフト。半年後妊娠できたものの(35歳時)、翌月に子宮外妊娠で入院(別記事で書きます)。この時の子宮外妊娠で大量出血したことをきっかけに、エストラジオール(E2)という女性ホルモンが激減し、自力で生理がこない身体になる。。。

大量出血した1か月後に生理開始するも、その後からは服薬・注射しないと生理がこない。10か月経過しても状況変わらず、このままだと何も変わらないと思い始め、年齢の事もあり(この時36歳)早く授かりたかったので体外受精を視野に入れ始める。

いくつか高度不妊治療のできるクリニックを調べ、治療方針や通いやすさの点から新橋夢クリニックで治療することを決め、36歳の夏に初診を受ける。

そして幸運なことに1回目の採卵・移植で娘を授かることができた。

もうすぐ産後4週

娘を産んだのが3/24で、もうすぐ産後4週になる。

今週末には産後検診に行く予定。

悪露は相変わらずあるけど量は少なくなってきている。(おりものシート2回替える/日。外出する日は昼用ナプキン1枚で済む)

産後1週間は時間の流れがとても遅く感じた。1週間経った時、「え、まだ1週間しか経ってないの?」と思った。それだけ過ごした時間が濃かったのだと思う。

あんなに悲しい出来事があったのに、今は笑って過ごせる時も多い。平日息子が保育園に行っている間はいろいろ考えを巡らせるけど、それ以外の時間は慌ただしく過ぎていく。いつもの日常。

リビングの一角に娘コーナーを設けているので、朝起きると小さな骨壺と写真に「おはよう」と語りかけ、お線香をあげる。夜寝る前にもお線香をあげて「おやすみ」と声をかけるのが習慣になっている。

写真立ての中の家族に囲まれた娘はいつも微笑んでいるように見え、最後に過ごした幸せな時間を思い出す。

4歳の息子はお出かけした際に、道端に咲いている花を摘んで「これ、娘ちゃんにあげる」と言ってお供えしてくれる。先週アップルパイを焼いたときは「娘ちゃんにもあげなくちゃ」と自分の分を取りわけてお供えして。息子の心のなかには今も娘が存在していると分かり嬉しくなる。

夫は朝起きるのが一番早く、私と息子が寝ている隣でお供えのお水を替えてお線香を焚きおりんを鳴らしている。夫とは産前産後の私との気持ちにギャップがあってモヤモヤしたことがあったけど、毎日おりんの音がすることで、夫なりに娘の事を想ってくれているんだなと感じる。

はじめまして

4歳の男の子を育てている、へぐまむと申します。

2021年3月に、20週で娘を人口死産しました。

13トリソミーという染色体異常が原因でした。

このブログをはじめたきっかけは、自分の気持ちを整理したいという思いと、同じような境遇に身をおかれている方がいるのであれば少しでも自分の経験が助けになればという気持ちになったからです。

娘に染色体異常の可能性があるとわかった時から、これから自分と娘が辿る経過を少しでも知りたくてネットで情報を探しました。

そんな中で様々な境遇にいる方々のブログを拝見し、助けられたことや参考にさせてもらうことが沢山ありました。ブログを読んで沢山泣きました。今は経験と気持ちを書き記していただいた方々に、ただただ感謝しています。

同じように自分の経験したことを記し、どなたかの一助になれば幸いです。